岡野玲子『陰陽師』書籍名:『陰陽師』著者名:岡野玲子 ▼公式HP 出版社:スコラ社→白泉社 さて『陰陽師』11巻です。 全12巻刊行予定、残すところあと1巻まで来ましたな。 いやあこれがぶ厚いのよ! 読むのに時間かかるかかる! 世に言う「ガイドブック」ものがこれほど欲しいと思う漫画は、そうないね。読み解くのに時間かかることこの上なし! でも楽しい! 典拠・出典が分かっていたら、きっともっと楽しいに違いない! と 分かっているが故の歯がゆさよ。 「千と千尋の神隠し」もそういうところあるけど、『陰陽師』の凝りようは数段上を行っていると思う。 興行成績との絡みや、狙っている読者層の違いなんかも大きいんだろうけど。 「陰」=闇と「陽」=光の「師」=master、ということの真の意味。 終焉に向けて、一気に収束する、晴明。 そして「ひとりにひとつ」。 これは重たい。うなずいちゃうねまったく。 あんまり書くとネタばれになっちゃうんで、このへんで。 これから読むひとは10巻までのおさらいを怠りなく。 そして書店へgo!! 点数: スリル ☆★★★★ 泣ける ☆☆☆☆★ ドキドキ ☆★★★★ ジャンル別一覧
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